Q、スポーツのケガで多いのはなんですか?
A、アマ・プロ問わず多いのは足首の捻挫ですね。特にスポーツ選手に多いのは靭帯損傷。学生の場合は手や指の骨折もかなりあります。成人に多いのは腰痛です
Q、一般の整形外科とスポーツ整形外科の違いは何ですか?
A、通常、整形外科では骨や関節、筋肉、靭帯などのケガや疾患を治療することで、運動機能の回復を図ります。痛みがほぼなくなり、日常生活が出来るようになった時点で治ったことになります。
スポーツ整形外科の場合は、ケガをする前、またはそれ以上に回復して、スポーツの場に復帰できなければ治ったといえません。そのためにも初期治療がとても大事なことなのです。さらに再発予防のためのアドバイスもしっかりと行い、現場に復帰してもらいます。
Q、ケガからしっかり復帰するために注意することは?
A、とにかくあせらずに治すことです。ケガの部位のケアはもちろんですが、ストレッチやリハビリはとても重要な事です。例えば、ケガをしていない部位を使ってトレーニングする事で、復帰後すぐに活動する事が可能になります。
Q、ケガをしないからだ作りに必要なことは?
A、痛みを感じたら無視して続行をしないこと! 体が発する故障の重要なサインですから。そして準備体操と整理体操をしっかり行って下さい。
また、復帰後も障害部位のケアは大変重要なことです。